自分で考える為の練習(B級C級編)

ビリヤードで大事な要素の一つに組み立てってのがあります。

 

 

この組立ってのを練習する方法はいくつかあります。

 

 

最近伸び盛りのC級が函館には何人かいますが反復練習もマンネリになり少し刺激を与えようと私が考えた組み立ての練習方法があります。

 

 

『エニーボール取り切り練習』

 

 

使う球は10個か15個。

 

 

エニーボールで10個か15個の球を使うといえばボーラードか14−1かローテーションとかなんですが最初から型にハメてしまうとなかなか前に進まずに面倒くさくなるのではないかと思い私はもっとシンプルに考えました。

 

 

『好きな球から好きなように入れて何回のミスで取り切るか』です。

 

 

最小番号からポケットしていくゲームはプレイヤーが的球にポジションを要求されます。

 

 

こうした組み立ての練習はどうしてもプレイヤーがゲームに操作されるというか的球の配置がポジションを決めてくれるので自分で考えてポジショニングするというよりは球の配置にポジショニングを決められてる感が否めません。

 

 

ですがエニーボールでの組み立てはどうでしょう。

 

 

どの的球もプレイヤーにポジションを要求してくれません。

 

 

9ボールや10ボールに慣れ初めたB級C級プレイヤーにやってもらったのですがブレイクの後立ちすくみます。

 

 

聞いたところ“どうしたらいいのかわからない”との事です。

 

 

エニーボールでは的球はプレイヤーに話りかけてくれません。

 

 

15個の球は全てプレイヤーを“シカト”でお出迎えです。

 

 

A君『どうしたらいいんですか?』

 

 

私『好きな球から入れていくんだよ。ただし、ちゃんとネクストは決めてそこにポジションするんだよ。そして何回のミスで全部落としたかを覚えておいてね。ではやってみよう!』

 

 

 

 

こんな感じで始まりました(^^)

 

 

エニーボールにすると頭を上手く使って組み立てないと繋がりません。

 

 

私が伝えたのはただ一つ。

 

 

“どの球を使ってどこにポジションしてどの球を落とすのかを自分で考えて”

 

 

組み立て方は教えません。

 

 

当然ミスします。

 

 

沢山ミスします。

 
 
そして考えます。
 
 
これが私の狙いです。
 
 
“自分で考える練習”です。
 
 
組み立てには“理想”はありますがその人の今のレベルによって、その人が今出来る球によって変わります。
 
 
こうしたいけどやり方がわからない、だからミスをする、だったらどうするのかを考えて自分の課題を探す。
 
 
出来ないからやらないのではなく、出来ない自分と戦い克服する。
 
 
全ての責任は自分。
 
 
自分がミスをして相手が自分より上手いから負けたのではなく自分とビリヤードとの勝負で負けます。

 

 

やった事ない人は相当メンタルを削られます。

 

 

頭使いますからね(^^;

 

 

エニーボールゲームはパズルです。

 

 

組み立てによって完成する“絵”が変わります。

 

 

上手くビリヤード頭を使い、自分なりに組み立て自分の理想の“絵”を描く事に挑戦です(^^)

 

 

エニーボール練習をするとビリヤードの本質に出会います。

 

 

今までのビリヤードとはビリヤードの見方が変わります。

 

 

より一層質の高いビリヤードを目指すならエニーボールで自分で考える練習をオススメします(^^)

 

 

忘れてましたが今回この練習に参加したC級の彼らはメンタルが削られてましたが最後には

相当の収穫があったとニヤニヤしながらお店を後にしました(^^)

 

 

教えないことで教える事が出来ると実感した1日でした(^^)

 

 

 

今回もブログを読んでいただきありがとうございました。

 

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