いきなり深い感じですが、最近私自身何と戦っているんだろう?と思ったので書いてみました。
ビリヤードを初めた頃、なぜそう思ったのかわかりませんがビリヤードが楽しくて面白くてカッコいいと思ったんですよね。
初めは親父に連れてってもらったんですがそのうち友達を誘って行くようになりいろんな友達と行った覚えがあります。
その頃はビリヤードは誰かと行くものだと思って必ず誰かと行ってました。
んですったもんだあって修行に出たのですが向こうに行って一番驚いたのがみんな一人でお店にくるんです。
そして一人でビリヤードしてるんです。
私は『え〜〜?』でした。
『一人でビリヤードして何が面白いのこの人達?』
って本気で思ってました。
二人目も、三人目も。
『なんだなんだ?何をしにビリヤード場にきてるの?』
でもですね、そのうちその三人が一緒にビリヤードし始めるんです。
『んなら初めから三人でやればいいのに』って思ってりして。
それでも一人でビリヤードしてる人もいるんです。
何時間も。
『何がおもしろいのかなぁ』って思ってたんです。
当時の私はビリヤードって相手がいて戦って勝つことが面白いと思っていたんですね。
『練習』とか『研究』なんて考えた事もなかったですからね。
少年野球でも素振りなんでしたことないし、勉強なんてテスト前にすればいいものだと思ってたくらいですからね(^^;
それでも打てたし、ちゃんと卒業出来たし。
努力しなくてもそれなりに何でも出来ていたと当時の自分は思い込んでたんですねきっと。
救いようのない馬鹿野郎です。
でも一人でビリヤードしてる人を見ているうちにその人が上手になっていったんです。
話を聞いてみると•••
『はまちゃん、この球なんだよ!この球が出来ないんだよ!だから練習してで出来るようになりたいんだよねぇ、こうやって撞けば出来ると思うんだけど上手くいかないんだよ〜これはね自分で撞いて研究しないと!自分とビリヤードの戦いなんだよ。』
いやいやビリヤードって相手と戦うんでしょうなんて思ってたんですがこの人の姿に感化され私も練習と研究をしだしたんです。
それ以来、失敗した球、ポジションミスした配置を徹底的に練習練習で原因を突き止め克服するように練習するようになりました。
これが練習と研究です。
こうなったら自分との戦いです。
でもビリヤードは相手とも戦わなければなりません。
修業時代は試合に負けても自分の信じるビリヤードをしてれば必ず勝てると思っていました。
もっと言えば勝ちだけにこだわって勝っても何の意味もないと思ってましたし、周りがそれを許してくれませんでした。
その時代私はこう言われてました。
『上手いけど勝てない人』
こう言い続けられてました。
ビリヤードは相手とだけ戦ってても続けられないですし、自分との戦いだけでも続けられない。
では今まで自分がビリヤードを続けられてきた理由はなんのか?
相手とも自分とも戦って来れたからです。
ビリヤード場に行って誰もいなかったら自分と戦い、相手がいるなら相手と戦う。
その両方が出来ないと続けていけないのがビリヤードなんだなぁと最近の思う初めてます。
未だにまだまだ修行です。
今ビリヤードを足踏みしている方に紹介したい言葉があります。
“己と向き合う稽古、他に向い合う稽古、その表裏一体こそが修行の理想である”
これは武道家大山倍達氏の名言です。
競技、遊びに関わらず何かを極めようとするなら修行は必須。
今ひとつ伸び悩んでいるならこの言葉の意味を考えてみてください。
そして自分と戦い相手と戦い練習、研究してみてください。
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